What’s シミ?
シミは日常的なもの
シミは大別して二つに分かれる。水溶性と油性。水とあぶらである。通常「水」はふき取れば落ちる。しかし日常の世界はそんなに甘くない。 例えば、雨。道を歩いてはね返る雨に、多くの油分が含まれることはあまり知られていない。たいがい私たちの歩く舗道は固められていて、アスファルトが使われていることも少なくない。道をはねてくる水はそのアスファルトの油分を含む。室内にいても事情は変わらない。例えば、しょうゆやソース。料理でそれ自身だけで使われることは少なく、サラダオイルなどさまざまな油分を含んでいる。
油性のシミがついた時、表面をたたくように拭く
そうした調味料が衣服についた時など、状況を誤るとたいへんなことになる。つい湿らせたタオルで拭き取ろうとしてしまうが、それが良くない場合が多い。
油性のシミを水性の布で拭き取ろうと思えば、生地の表面に付着した「シミ油」を広く延ばしてしまうことになり、逆効果なのである。もしそれでもどうしてもということなら、生地の表面をたたくようにして、生地のウラを別の布で押さえ受けて、シミを移動させてそちらの布に移動させるという方法を取るとよい。まちがっても、拭き延ばしてしまうようなことがあってはならない。一度ならずとも多くの方が経験することかも知れない。ユコーでは、そうした「シミ抜き」をお客様サービスの大切なクリーニング工程として、積極的に取り入れている。設備のある本店ではその場で除去可能なシミか否かを判別することが出来ます。是非ご相談下さい。
シミ抜きはお店の技術を証明します。
それは、じっさい駄目だと諦めていた、または他のクリーニング屋さんではお断りされていた「シミ抜き」が目の前できれいになっていく事実をお見せしたいということなのである。
筆者自身も、そうしたたらい回しにされていた?行く末はゴミ箱行きの冠婚用の白いネクタイを持ってきて見せた。ダメ元、お釈迦でもいいと思っていた白地のネクタイが、みるみる間に、オール白を取り戻したではないか!・・
シミ抜き施工前 |
シミ抜き施工後 |
クリーニング店は、シミ抜きに積極的に取り組むお店とそうでないお店と両極端に分かれる。そしてそうしたシミ抜きは、そのクリーニング店の技術力を試す一つのバロスメータであるといってもいい。
気になる衣類のシミはぜひ当店におもち下さい。
最近はお洋服の価格も下がってきていて、あまり「シミ」に対する関心も高まらなくなってきているのかも知れない。しかし、容易には手に入らない服、お金ではなくて、他に代用が効かない愛着の一着はだれでも持ち合わせているもの・・そしてどうしていいか分からず、「捨てる勇気」も持てず、部屋の片隅にしまうわれていることはないだろうか。
そうしたときは、迷わず信頼の寄せられるクリーニング店にもっていこう。できれば、ユコーの実演会の日に、直接、プロの人と対面でどんなときにできたシミなのかをお話ししながら、着実にシミを取り除こう。シミは、付着した生地、シミの種類、その後の保存状況によって、使用する薬品がまるで違ってくるのだ。
ユコーは今後も積極的にシミ抜きに取り組んでいきます。
できれば、シミのついたときにすぐにクリーニング店にお持ち頂くことが望ましい。ユコークリーニング店では、いつでも優先的にその箇所のシミ抜きをいたします。(シミ抜きシールも備えつけてありますので、ご利用ください。)
もちろん、上記事例のように自分で対応できるケースもあるし、特にシミがついてかなりの時間が経過してしまっときなど、完全に消すことがムリな場合もある。個々のケースは、やはりどうしたらいいのか、直接プロに聞いてみて頂くことをお勧めします。
皆様の大切な衣類を懸命に守っていきたい、そんな気持ちで、ユコークリーニング店はこれからもシミ抜き実演の対象地域を順次拡大しながら、地域の皆様のお声に耳を傾けつつ腕を上げていきたいと思っています。 皆様がいつでもお気軽にご利用できて、いつでも心ゆくまでおしゃれを楽しまれることを、そうした皆様の生活をサポートすることを、ユコークリーンテックは心から望みます。どうぞご期待ください。 |